2015年11月18日

47G用Pickett- Potter Horn (MLより)

マイクロウェーブミーティングでは皆さまとお会いできいろいろと
お話を伺い有意義な一日でした。盛況でしたね。関係者の皆さま
御苦労さまでした。

私は47G, 77GのPickett-Potter Hornをポスターで紹介しました。
このうち47G は冊子への出稿後に実験したのでDataは当日の
掲示のみです。ご興味ある方へ、ここに寸法図を添付します。

47G P- Pr Horn JA1ODA .jpg

赤字が実験してOffset Dish 85°開口の 最適値を求めた値です。
W1GHZのSimulation結果とは元口側のパイプ径が違うせいか
かなり差が有ります。この寸法で(ノギスで測って、精度0.1mm
以内か?)もう一個作ったところ放射角は、E面、H面ともピッタリ
でした。

IMG_1846.JPG

元口の銅パイプは1/4インチの水道管(外形8mm)、HORNのテーパー
は約4°の角度のテーパーリーマで10φ1t 真鍮パイプを削ってます。

IMG_1845.JPG

寸法さえ精度よく作れば、再現性はかなり有りそうです。
パイプを潰してTE10---TE11の角、丸変換はRLが測れなくても
潰す側の高さを2.5mm程度(WR19のH)まで平たく潰すのが
ポイントです。おそらくこれでRL 20dBは取れると思います。

簡単に出来るDual Mode Hornです。御参考まで。

de JA1ODA 横山 公一
posted by 東京マイクロウェーブクラブ at 11:58| Comment(0) | マイクロウェーブ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。