今回も、ハムフェアの東京マイクロウェーブ・ブースカンパも皆さんにして頂きました。
フリーマーケットと測定会で20名以上の方々が集まりました。



今回は、測定する方も多く、フリーマーケット終了後の13時から行いましたが
最後の方は17時頃になりました。
測定は自主的に各種の装置を使って頂き、測定します。
(測定機の操作を覚えられますので)
もちろん、基本的な注意事項、技術的なアドバイスや測定方法の説明は行います。
昨日の主な方の測定は
JH1ASW 守重さん
自作(セブロン電子基板)の10GHzトランスバーターの測定
LOはドレーク改造
パワーが少なかったが、調整して良くなりました。
スタブ追加の方法や、調整方法の説明を行いました。

JR1FCM 酒井さん
1.自作の2.4GHzトランスバーターの測定
LOは水晶の逓倍(完全自作品)
受信感度が少し悪かったようです。

2.自作(セブロン電子ユニット)の24GHzトランスバーターの測定
LOはコスモウェーブのPLL
これも、自作のLNAの調子が悪く、外した所、感度が向上しました。
LNAは不要でした。
パワーは300mW近く出ていました。

7K2EKE 高橋さん
自作(コスモウェーブのキット)の1.2GHzトランスバーターの測定
LOはSGより注入
パワーが十分でなかったが、BPFの調整で問題なくパワーが得られた。
受信感度はとても良かった。

JI1SYC 嶋村さん
自作の24GHZ共振器、ATTの測定、同軸ケーブル、ダミーロードの測定
残念ながら、24GHZ共振器は共振していませんでした。
ATTは酸金抵抗でしたが、大きいので、200MHzまで使用可能でした。
その他の測定は、ほぼ規格通りの値でした。
全般に
測定機をお持ちの方は、それなりに調整がうまく出来ており、最後の詰めの
所が難しかったようです。
逆に、測定機をお持ちでない方は、やはり調整点がズレていたり、上手く動作しなかったり
しておりました。
1GHzを超えると、SWR計のみでは、やはり自作や調整は難しくなります。
10GHz以上では、コネクターやケーブル損失の大きさに、皆さん驚いていました。
コネクターやケーブルの良否は測定しないと、ATTになってしまいます。
皆さん、自作の基板はとても綺麗で、初心者とは思えない程でした。
JH1ASW局の1005チップを綺麗に手付けされていたのには驚きました。
次回のフリーマーケット終了後(昼食後)にも、測定会を行います。
次回は9月25日です。